旬の食材を使っておもてなし。これに勝るものはないと思います。 旬の食材とはその時期にもっとも美味しい食材であり、料理人はそ の食材を最大限に活かし、一品一品創り上げていきます。 しかし、お客様へ旬の食材を用いて料理をご提供するということは もはや飲食業界では当然のことではあります。

和食の魅力、それは舌で味わい、目で味わい、季節を味わうことが出来るということだと思います。 それに遊び（心）を加えた時、普段では味わうことの出来ない新たな美味しさに出逢えることになると思います。 そんな新鮮な気持ちをお客様にご提供出来ればと考えております。

魚の最も美味しい状態とは―

魚は鮮度の高い状態で食べるのが一番ですが、その鮮度にも差があ り、実は魚は死んだ直後よりも死後２日程置いたその状態が最も美 味しいと言われております。 死後硬直に続いて筋肉組織が緩み始める、つまり“軟化”が始まる と、タンパク質の自己分解が始まりアミノ酸が生成されます。 このアミノ酸には、グルタミン酸、グリシン、メチオニンなどの旨 味に関するものが含まれていて、おいしさを決める要因の一つとな ります。

店主が市場で目利きしている魚は 新鮮そのもの。

「ゆうしゅん」はスイーツまでこだわり尽くします。 きんとき芋のアイスやじゃがバターケーキ、人参のムース等、野菜 を使用したスイーツもご用意致しており、その他に珍しいスイーツ として八丁味噌のガトーショコラ、焼麩を使ったデザートなど、和 と洋とが豪華に融合したアイテムが並びます。

この和洋織り交ぜたスイーツも「デザートも料理の一部であり、日 本料理店らしい一味違った一品を提供したい」という発想から生ま れたものだという。 つまりこれも遊びの心であり、より料理を豊かにしていく。

スイーツは過去に洋食店のパティシエを していた女将が担当。 一つ一つにスイーツ職人として真心を込 めて作っております。

柚子胡椒と聞いて何色を連想されますでしょうか？ 一般的には青（緑色）が浮かぶことと思いますが、ゆうしゅんの柚 子胡椒は橙色です。 よく見かける柚子胡椒は青柚子と青唐辛子で出来ていますが ゆうしゅんでは熟成された香りの良い黄色い柚子の皮を使用してい ます。 柚子の最も美味しい時期に１年間で使用する分を仕込み、いつでも 最高の状態でお召し上がり頂く事が出来ます。

自家製柚子胡椒は店舗でも 瓶でお買い求め頂けます。